6:00に起き出し、6:30過ぎに事務所へ。
曇りで寒く、しばらく経つと雨が降ってきた。
メールチェックと連絡事項や雑務いくつか。
建設会社から来た「エンガワの家」のメインテナンスの見積もりや資料を確認する。
m-houseの改修工事内容を図面に書き込み、展開図を追加修正する作業を夕方まで行う。
夜はノンアルデイで、u-nextで「生きる」黒澤明監督を見る。
初めて見て、思っていたのとずいぶん印象が違った。
もちろん、志村喬の存在感のない課長の顔から、がんと察知した後の鬼気迫る煩悶の顔、そして公園作りの使命感に燃えた顔、最後の雪の公園での穏やかな顔と、たくさんのアップは素晴らしい。
しかしながら、それ以上に官僚的な事なかれ主義の日本社会のルールに忖度した姿の浅ましさがカリカチュア的な手法で描かれ印象に残る。
前半の陰鬱としたシーンの連続から、ハッピーバースデイの歌で転換し、後半への移り方はまさに秀逸。
人道的な話しのイメージが強いが、今でも変わらないことが投げかけられている素晴らしい映画だった。