7:00に起き出し、7:30に下に降りて植木に水をやって事務所へ。
メールチェックを行い、昨日区役所の景観から電話があった、屋根材の明度について検索を行う。
明度6で選択するということは、明るい色はダメだということ。
ということは反射率が低いものに限られてしまうので、省エネに対しては反している。
こんな状況も縦割りの弊害のひとつなのだろう。
色々調べながら日報を書き足す。
昨日から近隣の大欅のある敷地で作業が再開しているようだ。
まさに木の問題だけに、デベロッパーのやることは木を見て森を見ずである。
演劇博物館の展示のスケッチ。
14:00から衆議院の小川淳也と石破の国務大臣の演説に対する質疑を聞きながら仕事をするも、石破の回答は絵に描いた餅のようで具体性がない。
もともと国務大臣の演説に対する質疑は一方通行なので論議にはならないがそれにしてもである。
アーキディビジョンとやり取りして景観の修正資料が届いたので、まとめて練馬区へ送信。
16:00過ぎにフローリングの会社の方が来所し、i-houseのフローリングについて打ち合わせを行い、いろいろ話し17:00過ぎ終了。
夜はノンアルデイで、u-nextで「トリとロキタ」ダルデンヌ兄弟監督を見る。
ラストシーンでトリが追悼の言葉を述べ、歌を歌い終わるとすぐエンドロールに変わる瞬間、胸が抉られる。
「マイ・スモールランド」で、難民申請している家族の滞在カードにパンチが入れられるシーンにも感じた。
しばらく前に見た「サンドラの週末」同様、BGMは一切なく、限られたセリフから少しずつ状況が分かって行く。
悲惨な状況の映画なのだが、一種サスペンスと言える展開で手に汗を握らされ、映画としても素晴らしい。
トリのしっかり感が微かな可能性を見ているものに与えてくれる。
ケン・ローチやイ・チャンドンと同じく、力のない小さな者のどうしようもない物語を綴り根幹は同じなのだが、この三者それぞれ違っている。
まずはu-nextで見ることができるダルデンヌ兄弟の映画を全て見よう。